FXよりも株の方が危険な理由。【永久保存版】知らなきゃ絶対損です!

株よりFXが危険という誤解の画像
巷では「FXは危険だ」というイメージが強く流布しています。しかし、実際に数字を使って冷静に比較すると、「株式投資のほうがよほどリスクが高い」という事実が浮かび上がってきます。

今回は、この誤解を具体的に解き明かしていきましょう。

FXは本当に危険なのか?──レバレッジの誤解

まず、FXが危険だとされる最大の理由は「レバレッジが使えるから」と言われています。

レバレッジとは、たとえば自分の資金の10倍や25倍といった金額で取引できる仕組みのことです。

例えば、

  • 口座に10万円しか入っていないのに
  • 250万円分のポジションを取ることも可能(レバレッジ25倍)

こう聞くと、「そんなに大きな取引をしていたら一発で破綻するのでは?」と不安になるかもしれません。

しかし、ここで重要なのは、取引量を自分でコントロールできるという点です。

仮に、

  • レバレッジ100倍の会社に
  • 100万円を入金していたとしても
  • 実際にポジションを取るのが1万円分だけであれば

レバレッジ1倍で運用しているのと同じなのです。

つまり、レバレッジの倍率がいくら高かろうと、自分の運用スタイル次第でリスクを抑えることができるのです。

株とFX、どちらが本当に危険なのか?──冷静な比較

では、レバレッジを適切に管理した前提で、株とFXどちらがリスクが高いのかを考えてみましょう。

問題は次の問いです。

「国(通貨)が破綻する確率」と「企業(株式)が倒産する確率」、どちらが高いか?」

冷静に考えれば、答えは明らかです。

  • 2024年時点、日本には約4000社の上場企業がありますが、毎年数十社が倒産・上場廃止に追い込まれています。
    • 例)2023年には東証プライム市場から20社以上が上場廃止
  • 一方で、主要通貨国(米ドル、ユーロ、円、ポンドなど)が通貨崩壊した例は、ここ数十年ほぼ皆無です。

つまり、

  • 会社は毎年数%の確率で消える
  • 主要国の通貨はほぼ消えない

というのが現実です。

株式投資では、いきなり「0円」になるリスクが現実的に存在します。
しかし、FXでドルや円を取引していて、いきなりドルが0円、円が0円になるような事態は極めて非現実的です。

さらに具体的な比較シミュレーション

たとえば、あなたが100万円を運用するとします。

項目 株式(個別株) FX(主要通貨、レバレッジ1倍)
リスク 上場廃止、倒産、株価0円 通貨下落(基本的に段階的)、ゼロにはならない
起こる確率 年数%の確率で上場廃止 主要国通貨崩壊は極めて低確率
価格変動 数日で▲50%下落も珍しくない(例:決算ショック) 数日で▲50%下落はまずない(ドル円で1日に▲2〜3%が限界)
破綻までの猶予 即日破綻もありうる(例:粉飾発覚) 通貨価値は徐々に変動、いきなり破綻は起こらない

まとめ:本当に危険なのはどちらか?

結論として、

  • レバレッジは自分で管理できる
  • 通貨は企業よりも遥かに安定している
  • 価格変動幅も、主要通貨は株よりも穏やか

という事実をふまえると、FXのほうが株式投資よりもむしろ安定していると言っても過言ではありません。

巷の「FXは危険」という噂は、レバレッジの仕組みだけを表面的に見た誤解にすぎないのです。

重要なのは、「正しい知識を持ってリスク管理すること」。これさえできれば、FXはあなたの資産形成にとって極めて合理的な選択肢になるでしょう。