あなたは投資は危険で怖いと思っていますか?そして日本円だけで貯金や買い物をしていますか?
だとしたらそれこそが危険な考え方であり、あなたの資産は既に2021年から2025年にかけて目減りしている可能性が非常に高いです。
「何を言っているんだ?ちゃんと貯金して、わずかではあるが利息も付いているのだから目減りしているなんて嘘をつくな!」と言いたくなる気持ちも分かります。
しかしそれは通帳の数字だけの話であって、重要なのは同じお金で買えるものが減っているかどうかです。
これを聞いてハッとした方もいることでしょう。
それでもまだ「まあ仕方ないよな、みんなそうなんだから」と 思考停止してしまう方もいるかもしれません。
ですが、 正しい対策(投資)をしていた人たちは、この影響を回避できています。
その対策(投資)については後ほど解説しますが、まずは なぜあなたの資産が目減りしていると言えるのか について、もう少し詳しくお話ししましょう。
※ちなみにですが、「投資で数千万円損した」みたいなニュースを見ると思いますが、あれは下手くそという理由に尽きます。ちゃんとした投資を行えば一発で数千万円の損失など考えにくいです。その辺りも後ほど詳しく解説します。
資産が減っているという事実
さて、2021年頃から多くの日本人が物価の上昇を実感し始め、その傾向は2025年現在も続いています。一方で、実生活レベルの向上が追いついていないのが現状です。
特に、輸入品(食品や日用品)、石油や天然ガスなどのエネルギー価格の高騰により、生活に負担を感じている人も多いでしょう。さらに、円安によって日本円の価値が下がり、輸入コストが上昇したことで、家計の負担は一層増しています。
つまり、これまで買えていたものが同じお金で買えない状況であり、これが「インフレの影響による実質賃金の低下」です。その結果、貨幣の価値も目減りし、銀行預金の実質的な価値も低下していると言えるのです。
言い換えると、実はあなたは下手な投資で損失を出している!?
皆さんが投資を怖いと感じているのは、例えば株でも不動産でも買ったものの価値が暴落して損をしてしまう事を恐れているからですよね?
でも残念ながら、あなたは日本円だけに投資をして暴落し、そして損失を出している状況にあるという事に気付くべきです。
少々乱暴な言い方になってしまいましたが、今から実際の数字を使って説明しますので、それを見ていただければあなたが投資で失敗しているという事も納得していただけると思います。
実際の数値を用いて解説します
では2021年からの色々な数値を見ていきましょう。
物価の上昇率
まずはCPIといって物価高を表す指標の推移をご覧ください。
- 2021年:約0.8%上昇
- 2022年:約2.5%上昇
- 2023年:約3.2%上昇
- 2024年:約2.7%上昇
要するに2021年から2024年にかけて物価が10%上昇したという事になります。(ちなみに上の数字を単純に足すのではなく複利計算が正解なので10%となります)
賃金の上昇率
2021年:約1.8% 上昇
2022年:約2.1% 上昇
2023年:約3.6% 上昇
2024年:約5.1% 上昇
この賃金の上昇率だけを見ると、先に上げた物価上昇率に追いついているように感じるかもしれませんが、賃金上昇は一部の大企業中心であることはご存じの通りですし、社会保険料や税金の負担が増えている ため、手取りは思ったほど増えていない のが現実です。
それに加え円安による輸入品の価格上昇の影響も大きいです。特に エネルギー・食品・日用品 などの生活必需品は円安の影響を受けやすく、物価上昇率にはとても追いついてるとは言えません。
円安の進行(年間平均のドル円レート)
ドルに対する円安の推移も見てみましょう。
2021年:109.84円 → 年末115.11円
2022年:131.50円 → 年末131.12円
2023年:136.07円 → 年末143.68円
2024年:151.50円 → 年末147.36円
これは2021年からの円安幅は最大で約50円、つまり約40%以上も円安になったことを示しています。
円安や円高と言われてもピンと来ないかもしれませんが、要するにあなたが所有する日本円の価値がドルに対して40%下がったという事です。
【チャート図】
よくニュースなどで以下のようなチャート図と呼ばれるものを見た事があると思います。
上の図はドル円の2021年からのチャート図ですが、投資初心者の方からすると右肩上がりだし金額も増えているので円の価値が上がっているように見えるかもしれません。
しかしこの図は、1ドル手に入れるのに何円必要かを表した図なので、2021年には100円程度で買えてたものが、2025年では150~160円必要になるという事を表しています。
つまりこの図はドルに対して円の価値が下がっている事(円安ドル高)を示しています。
※ニュースでよく見るチャート図はドルを基準にしているので分かりづらいかもしれませんが、円を基準にするなら上下をひっくり返した下図の方がイメージしやすいかもしれませんね。
つまり対ドルで考えると、あなたの資産はこのグラフのように価値が下がっているのです。実際の影響として、輸入品が手に入りづらくなっており、特に日本のエネルギー供給はそのほとんどを輸入に頼っているため、その影響は計り知れません。
よくニュースで「投資家が大暴落で巨額の損失を出した」といったフレーズを耳にすることがあると思いますが、これは投資した商品の価値が急落したために生じた損失であるという事は皆さんもご存じかと思います。
そして先ほど「実はあなたは下手な投資で損失を出している」とお伝えしましたが、要するに、あなたは知らず知らずのうちに日本円という資産に投資しており、その価値が下がることで損失を被っているという意味なのです。
中には「円の価値が上がるまで待てばいいのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、エネルギーなどの決済は待ってくれません。日々の生活の中で、円安による影響を受け続けることになりますので、あなたは今この瞬間も損失を確定せざるを得ない状況にあるという事になります。
これだけは覚えておいてください!
さて、投資は危険で怖いものだと思っていた方も、もうお分かりですよね? 実は、何も投資をせずに日本円だけで生活している方が、はるかにリスクが高く危険なのです。
一方で、他の通貨や資産を持っていれば、リスクを分散できる可能性が高まります。
日本人の多くがこうした事実を知らないのは、お金に関する教育を受けてこなかったことの弊害でしょう。
アメリカでは「一つのカゴにすべての卵を入れるな(Don’t put all your eggs in one basket)」という表現がよく使われています。これは、一つの資産(例えば日本円や特定の株)に集中するのはリスクが高いという教訓です。そのため、アメリカでは貯金ではなく、投資をする人の方が多いのです。
今からでも遅くありません。円だけを持ち続けるという危険な状況から、ぜひ脱却していただきたいと思います。
その対策とは?
ではどうすればよいのでしょうか?
一番手っ取り早い対策は外貨を持つことです。
外貨を持つと聞くと外貨預金を思い浮かべるかもしれませんが、手数料などを考慮するとFXの方がお得です。
ここでまた「FX」というワードを聞くと危険と思う方もいるかと思いますが、それも誤解している点が非常に多いです。
例えば、「FXはレバレッジがあるから危険」と言う人がいます。しかし、レバレッジは自由に調整できるため、1倍以下に設定すれば、むしろ株よりもリスクは小さくなります。※レバレッジをかけないFXは株よりもリスクが少ないことはこちらの記事で詳しく解説しております。
また、株は企業が倒産すると価値がゼロになる可能性がありますが、FXはレバレッジ1倍以下で適切に資金管理を行えば、取引している国が存続する限り価値がゼロになることはありません。※参照:株 vs FX|どちらのリスクが低い?
一応これもお伝えしておきますが、FXはPCの前に張り付いていなきゃダメと思い込んでいる方もいるようですが、それも誤解です。確かにそういったスタイルもありますが、たまにチェックするだけでOKのスタイルもありますし、後者を推奨します。
FXで資産を守ったり増やしたらどうすれば良い?
FXで外貨が増えた場合、その後どうすればよいかと言いますと、円に戻して使う方法が一般的ですが、米国ECで買い物、Wise/Revolut活用、米ドル建てクレカ、海外FX・仮想通貨で更に投資など、様々な方法があります。
この辺りの情報が日本では少ないのですが、これは外貨を保有する習慣がまだ十分に根付いていないからでしょう。
必要であればこの辺りも詳しく解説していきます。
まとめ
最後にまとめますが、「投資はしない方が危険」という認識を日本人は知るべきです。
もちろんギャンブルのような投資法ではなく、きちんとリスク分散や資金管理を行った投資です。
当サイトでは、その正しい投資方法や、日本では浸透していない有益な情報をお届けしております!