FXは本当に危険なのか?株との比較で考える投資のリスクと誤解

世の中では、株に比べてFXが危険だという論調が強いですが、その多くはレバレッジをかけた場合の話です。レバレッジは資金管理で調節可能であり、レバレッジをかけなければ、株もFXもリスクに大差ありません。この記事では、FXと株を比較し、FXだけが危険だという誤解を解いていきます。

 

FXと株の比較

以下の項目を比較すると、FXだけが危険だという論調が誤りであることがわかります。

  • 投資対象銘柄: FXは通貨ペア、株は企業。通貨が消滅する確率は企業の倒産率より低い。
  • 手数料の大きさ: FXはスプレッドが主な手数料で、株に比べて低コスト。
  • 決済の自由度: FXは24時間取引可能で、株より柔軟。(受難だから安全という意味ではなく、ただ柔軟という事をお伝えしております)
  • 取引時間: FXは24時間取引可能、株は市場の営業時間に限定。(これはメリットとデメリットが双方にありますね)
  • 相場の変動要因: FXは経済指標や地政学リスク、株は企業業績や市場心理。
  • 相場のボラティリティ: FXの1日の値動きの割合は株に比べて基本的に小さい。
  • 会社の倒産と通貨の消滅する確率の比較: 通貨が消滅する確率は企業の倒産率より低い。
  • 株はインサイダー情報を知っている人が得する: FXの市場規模ではインサイダー取引はほぼ不可能。

更にFXに関する誤解を解いていきます

(1)FXはパソコンに張り付いてなきゃダメ?

これはスキャルピングやデイトレードの話であり、長い時間軸のチャートを見るトレードならほぼほったらかしも可能です。株も同様で、FXだけが常にチャートに張り付くという誤った認識に騙されないようにしましょう

(2)FXには制限値幅が無いから危険?

制限値幅とは「ストップ安」などのように1日に変動する幅が決まっていることです。FXではそれが無いため、リスクが限定的でないとされていますが、損切りする値を決めておけば解決します。要するに自分でリスク管理を行えば良いだけです。

(3)FXの方が値動きが激しいから危険?

1日の値動きの割合は基本的にFXの方が小さいです。たまに経済情勢によって大きく動くことはありますが、株に比べて値動きの割合は基本的にFXの方が小さいです。

(4)入金した金額以上に損失が出る場合がある?

これはレバレッジをかけた状態で急激に相場が動いてしまい、入金額よりも損失額の方が上回ってしまうリスクです。しかし、ゼロカットシステムを採用している海外業者を使えば問題ありません。ゼロカットシステムとは、入金額以上の損失は業者がかぶる仕組みです。また、繰り返しますが私が推奨するのはレバレッジをかけないトレードですので、このリスクは相当小さいです。

(5)FXはゼロサムゲームだから危険?

22年のFX市場は個人取引だけで1京円を超えています。そんな巨大な市場で、他に儲かる人が増えたところであなた自身の稼ぎが減ることはありません。FX取引は世界中で行われており、あなた一人が大きく稼いだところで市場には殆ど影響ありません。また、株の投資対象である企業はいくらでも倒産していますが、FXで取引している通貨が無くなってしまうことは滅多にありません。

まとめ

FXだけが危険だという誤解は、レバレッジの影響や一部の取引手法に起因するものです。レバレッジをかけなければ、FXのリスクは株と同程度か、それ以下になることもあります。投資のリスクを正しく理解し、適切なリスク管理を行うことが重要です。FXも株も、それぞれの特性を理解し、自分のリスク許容度に合わせた投資を行うことが成功への鍵となります。

投資の世界には絶対的な安全はありませんが、正しい知識とリスク管理があれば、FXも株も有効な資産運用手段となり得ます。FXだけが危険だという誤解を解き、投資の多様性を理解することが、より豊かな投資生活を送るための鍵となるでしょう。