レバレッジは危険というのは誤解であることを証明します。

レバレッジは危険じゃない

外国為替証拠金取引(FX)というと、「レバレッジが危険」とか「ハイリスク・ハイリターン」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

また、レバレッジは強制的にかかっていると思っている方も多いと思います。

しかし、実はレバレッジは簡単に調節できますので、レバレッジの本質を理解し適切に活用すれば、むしろリスクコントロールして安全に運用するための強力な武器になりえます。

この記事では、FXのレバレッジに関する誤解を解き、株式投資と比較しながら正しいリスク管理の考え方について解説します。

FXにおけるレバレッジとは何か

まず一般的に知られているレバレッジについて解説しますと、少額の資金で大きな取引を行うための「てこ」の役割を果たす仕組みの事を指します。つまり証拠金(担保)として預けた資金の何倍もの取引が可能になるという事ですね。

例えば、レバレッジ25倍の場合、10万円の証拠金で250万円分の通貨を取引できます。これにより、為替変動による利益が拡大する可能性がある一方、損失も同様に拡大するリスクがあるという事はよく耳にすることかと思います。

レバレッジと必要証拠金の関係
レバレッジ 必要証拠金率 100万円の取引に必要な証拠金
25倍 4% 4万円
10倍 10% 10万円
5倍 20% 20万円
1倍 100% 100万円

「FXのレバレッジは危険」という誤解を解く

では次に、レバレッジ自体が危険なのではなく、その使い方によって危険度が変わるということを解説していきます。

レバレッジはコントロール可能

FX取引では、多くの場合、証券会社(FX業者)によってデフォルトでレバレッジが設定されています。しかし、多くの方が知らないようですが、投資家自身でレバレッジは簡単にコントロールできます。

例えば、口座に100万円を入金し、10万円分のポジションしか持たなければ、実質的なレバレッジは0.1倍(または10%)になります。これはレバレッジをかけない株式投資よりも低いレバレッジで運用し、リスクを軽減することが可能であることを意味します。

※レバレッジという命名が誤解を与えているような気がします。「資金倍率コントロール」みたいな名前に変更した方が初心者にも直感的に理解しやすく、誤解を防ぐことができると思います。

※ちなみに私はレバレッジ0.1倍で10ポジション持つ(合計1倍)という非常に合理的な手法で長年稼ぎ続けています。※当サイトはこれを自動で行ってくれるツールもご紹介しています。

 

株式投資との比較

株式投資は基本的にレバレッジは1倍が基本です。つまり100万円の資金で100万円分の株式を購入します。一方、FXでは自分で自由にレバレッジ率を調整できるため25倍といったハイレバレッジの設定が可能ですが、先程説明した通り0.1倍などのように1倍以下に設定することも可能です。

FX:1倍以下(0.1倍など)〜25倍(自由に設定可能)
株式:基本的に1倍(信用取引を除く)

このようにFXでは自由に設定が可能なのに、何故か世間では固定の株式投資の方が安全と認識されている事が多い気がします。誤解しないようにしましょう。

損切りの設定

ここからは実践のおはなしになりますが、レバレッジコントロールに加えて、あらかじめ損切り(ストップロス)を設定しておけば更にリスクをコントロールできます。

※ちなみに1回の取引で口座資金の1〜2%以上の損失を被らないように設定することがプロのトレーダーの間では一般的な考え方であり、これもレバレッジコントロールと損切りの設定で管理できます。

初心者がFXを始める際の注意点

FX取引を始めようと検討している方、特に初心者の方は、次の点に注意しましょう。

少額から始める

いきなり大きな資金を投入するのではなく、少額から取引を始めることをお勧めします。取引に慣れ、市場の動きを理解してから徐々に金額を増やしていきましょう。

適切なレバレッジ設定

特に初心者は、低いレバレッジから始めることが重要です。経験を積むにつれて徐々にレバレッジを調整していくことで、自分に合ったリスク水準を見つけることができます。

特に初心者の方は、レバレッジ1倍以下から始めることをお勧めします。

まとめ:FXレバレッジの正しい理解

FXのレバレッジに対する「危険」というイメージは、正しい理解と適切な資金管理があれば過剰な恐怖かもしれません。重要なのは以下の点です:

  • レバレッジ自体が危険なのではなく、その使い方が重要
  • 適切なポジションサイズ管理により、株式投資と同等かそれ以下のリスクに抑えることが可能
  • 損切りルールの徹底と資金管理の原則を守ることが更なる成功の鍵

投資において最も重要なのは、自分自身のリスク許容度を理解し、それに合わせた戦略を立てることです。FXのレバレッジは、正しく理解し適切に活用すれば、効率的な資産運用の一つのツールとなりえます。