FXの方が値動きが激しいから危険?

激しい値動き

「FXの方が値動きが激しいから危険」という意見を目にすることがありますが、その根拠は不明です。

調べれば分かるように、1日の値動きの割合は基本的にFXの方が小さいです。

●FXの1日の値動き

  • 主要通貨ペア(USD/JPY、EUR/USDなど)は通常、1日で0.3%~0.7%前後の変動

  • 重要な経済指標発表や政策変更時でも、1~2%程度の変動が多い

  • マイナー通貨や新興国通貨では、2~3%程度動くこともある

●株式の1日の値動き

  • 主要な大型株は、通常1%前後の変動(市場のボラティリティが高い時は2~3%動くことも)

  • 中小型株では、3~5%以上の日中変動も珍しくない

  • 決算発表日には、5~10%以上動くこともある

それにもかかわらず、「FXの方が値動きが激しい」とする記事を見てみると、多くがレバレッジをかけたFXレバレッジをかけていない株を比較し、「口座残高の動きがFXの方が大きい」と主張しています。しかし、これは不適切な比較です。

レバレッジの話をするなら、FXは自由にレバレッジを調整できます。例えば、レバレッジを1倍以下に設定すれば、値動きはより穏やかになり、投資金額も抑えられるため、リスクも低くなります。

つまり、FXはリスクをコントロールする環境が整っているといえます。

重要なのは、この環境を適切に活用することです。今回ご紹介しているEAは、自動でレバレッジ管理を含めた資金管理を行い、安全に運用できるよう設計されています。